この記事を書いたひと
切江沙也香
ANA SHONAI BLUE Ambassador として2021年10月~2023年3月まで庄内に移住しながら庄内地域の魅力を発信。2023年4月より東京に住まいを移し、国内外でフライトを行いながら、湯野浜に通い、湯野浜のまちづくりに携わらせていただいています。いつの間にかだいすきになった湯野浜が今度はみなさんのだいすきになるような素敵な情報を発信していきます!
Instagram @shonai_kurashi
last update: 2023.11.30
秋晴れの日、游水亭いさごやさんに宿泊をしました。
日々、多くのことに追われているけれど、いさごやさんでの女子旅! 温泉旅館の風情や食事を楽しんで、湯野浜でのくつろぎの時間を満喫しようとチェックインをしました。
游水亭いさごやさんをご紹介する上で特にご紹介したいのが「時を楽しむ」という仕立て。
1)「空間を楽しむ」ための広い窓
客室だけでなく、ロビーや大浴場など室内と屋外の融合を感じることができます。全室から望めるのは海、白浜、そしてお天気のいい日は夕日を。日が暮れると暗闇の中でガラスに映る室内のあたたかさを楽しむことができます。
2)こだわりのお食事客前料理
スイートにお泊まりのお客様、魯水の膳のプランの方限定で客前料理を楽しむことができます。調理中の様子を見るのも、香りも、音を聞くのも楽しい。新鮮な食材に五感が研ぎ澄まされます。
3)魯山人うつしの器でいただく魯水の膳
食べることだけを楽しむのではなく、食材を盛っている器も楽しむことができます。器を通して仲居さんやお連れ様との時間を楽しむことができます。
それでは、游水亭いさごやさんの体験を皆さんにご紹介します。
入り口の暖簾を潜ると目の前に広がる素敵なお庭と、暖かい光を感じられるラウンジが。日常から離れた温泉旅館の雰囲気に高揚します。
仲居さんやスタッフの方からあたたかい歓迎を受けながらチェックインを行います。お部屋に入るまでの時間も楽しめます。徐々に紅葉も始まっていました。
チェックインの際には、オプションで浴衣を選ぶことができます。(お部屋にも備え付けの浴衣はあります)
普段は備え付けの浴衣の着用をすることが多いのですが、「せっかくだから好きな色の浴衣で楽しもうよ!」と誘ってくれ一緒に浴衣を選ぶことに。
なかなか決められない私を笑いながら、一緒に選んでくれています。(今回は女子旅ですが、カップルの旅でもこんな楽しそうな笑顔を向けられたらたまりませんね)
今日はひたすら温泉宿をたのしみ、のんびりする旅。そして女子旅。かわいいのにするか、渋いのにするか、悩みながら選んでみました。
浴衣を選んで、お部屋へ向かいます。
本日のお部屋は、和風デラックスツインルーム。素敵な青いソファとツインベッド。それから、まっすぐな水平線がとても開放的なお部屋です。
夕日の時間が近づくと、お部屋の中のオレンジが強くなります。時間帯によって変わる海に心が癒されます。
デスクもついているのでPC作業も可能。ワーケーションにも最適・最高なお部屋です。
窓から見えた白浜。こちら、みなさんは何に見えますか。私は、湯野浜温泉の伝説に出てくる亀に見えました。いさごやさんからは砂浜にいらっしゃる大きな亀様も見ることができるかも。
そして、夕日を眺めながら、お茶を楽しみます。ただ、目の前に広がる景色に感動しながら、この時間を楽しみました。
さて、温泉へ向かいます。いさごやさんのお風呂は2部の時間帯で男女入れ替え制です。チェックイン後と起床後、2つの空間を楽しむことができます。
温泉はどなたもいらっしゃらない時間にお写真を撮らせていただきました。
こちら、半露天風呂。窓から海と白浜が見えます。温泉に浸かりながら、海と白浜と温泉を一度に楽しむことができるのもまた湯野浜ならではの体験です。
露天風呂の温泉の雫たちがとっても綺麗。
こちらは湯野浜の伝説、亀が見つけた温泉の由来をお風呂に浸かりながら読むことができます。一緒に泊まった西さんと別の時間帯に入ったのですが、彼女もこちらを読みながら浸かったのだとか。
ただ、温泉を楽しむだけではなく、その土地の歴史や由来を知った上で楽しむのもまた旅の良さですね。
他にも大きな内湯もあります。ぜひ、夕方のお風呂、朝のお風呂、と何度もお楽しみください。
さて、お風呂上がりは夜ご飯です。いさごやさんの素敵なこだわりを見ることができる夕食をご紹介します。(ご紹介しているのはお献立の一部です)
この素敵な器。なんだかかわいいのと、色味が好きだからパシャリ。しました。なんとこの素敵な器たちは、陶芸や料理を極めた巨匠北大路魯山人の器のうつしと伺いました。使うために作っている器。欠けても金継ぎなどを施すことで、より味わいのある器の表情も見ることができるそうです。
庄内の豊かな食材を使ったお料理とともに、こだわりの器も楽しむことができます。
月に見立てた器の中にうさぎが。かわいい。
秋の味覚もより一層引き立ちます。
美味しい和食を食べると飲みたくなるのが、酒どころ庄内の日本酒。たくさんの種類の中から選ぶことができます。
そして見どころは客前料理。板前さんが目の前で新鮮な食材を焼いてくださいます。客前料理の魅力は香りがとても立つこと。焼いてる側から新鮮な香りがします。
板前さんから旬の食材について話を聞くのも楽しい時間。
贅沢に丸々一匹。食事をするシーンでも心に残る演出に胸が躍ります。
他にも自分で山形牛を焼き石の上に乗せて好きな焼き加減にすることができます。
焼いている音もまた最高。
デザートはこちら。スイカが入っています。最後まで旬の食材を楽しむことができました。全てのメニューはぜひ、お泊まりになった際のお楽しみにしてくださいね。
食事後、浴衣のまま少し散歩に出掛け、そして1階のロビー横ラウンジにてビールを楽しみました。
西さんはおしゃれなコーラフロートを。
お腹いっぱい食べ、飲んでしまえばあとは寝るだけ。温泉宿の最高の楽しみ方です。
翌朝は、疲れもすっかり取れ、元気に起きて朝から温泉、そして朝食を楽しみます。
朝ごはんはつやっつやのつや姫を楽しむことができます。そのつや姫をよりおいしくするのが、
このごはんのお供たち。特に山形のだしは、朝から食欲をそそります。ごはんをおかわりしました。
チェックアウト時、売店に寄り、お土産を買いました。游水亭いさごやオリジナル商品を見つけました。
オリジナルタオルと県産ハーブの入浴剤を購入。自宅に帰ってもいさごやさんでの癒しのひとときを思い出すことができそうです。美味しい食事と、お酒と、そして心地よい温泉、景色、全てに癒されました。
また宿泊できる日を楽しみに、お仕事も日々の生活も頑張ろうと思います。
所在地:〒997-1201 山形県鶴岡市湯野浜1-8-7
Tel:0235-75-2211
web:https://www.isagoya.com/
※今回宿泊したプランは、和風デラックスツインルーム 魯水の膳 2名1室、1名様あたり28,600円[プラス入湯税150円]〜 のプランとなります(シーズンにより価格変動あり)
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